ロールセンターアダプター
ロールセンターとは
ロールセンターとは、クルマがコーナリング等でロールするときに支点となる架空点で、このロールセンター点を支点として重心点が振り子のように左右に振れ、ロールする訳です。実際、当ホームページを読まれている方なら車高をノーマルより低くされている方が殆どだと思いますし、ノーマル車高より車高を低くすることでよりスポーティな見た目、重心が下がったことでよりコーナリングの安定感が得られた感じがします。よって重心を低くすると言う観点では間違っていることはではありません。しかし、ノーマル車高基準で作られているサスペンションアーム等は車高ダウンによってノーマル基準値よりも大きく変わってしまってしまいます。ロールセンター点は、車高を落とすと確実に重心点との距離が離れてしまい、低重心化したメリットを生かす場合にはその振り子の支点となるロールセンター点を上げてあげなければならないのです。
ノーマル車高の場合
ノーマル車高では、振り子の原点となるロールセンター点と重心点がアームの角度が適正値にある為に車体を適度にロールさせてコーナリングをしています。最近のミニバンなどは車高が高いにも関わらずコーナリング特性が良いのは、低重心化とロールセンター点の関係にある訳です。
車高を下げた場合
車高を下げた場合には、サスペンションアームがバンザイした形になり、振り子の原点となるロールセンター点と重心点との距離が開いてしまいます。この場合、車高が下がっている訳ですから何らかのサスペンション(車高調など)を装着している訳で、実際には、ショックアブソーバー、スプリングの容量、レートアップ等でロールが少なくなった錯覚になっているだけなのです。
ロールセンターアダプターを装着した場合
ロールセンターアダプターを装着することでロールセンター点と重心点の距離が縮まり、低重心化をしながらロール量を減らすことが出来ます。いわゆる車高を落としながら理想のロールセンター点を維持できる訳です。
また、ロアアームにはスタビライザーのリンクが取り付けられているのでアームのバンザイした形も軽減されるとスタビライザーの効きもナチュラルになります。
車種 | 価格 | 厚さ | |
JZX90.JZX100.JZX110.SXE10 | 15.540円 | 20mm | |
JZS147.JZS161 | 15.540円 | 30mm | |
JZX90.JZX100.JZX110.SXE10 | 20.790円 | 30mm |
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注:JZS147とJZS161は30mmの設定のみ、価格は15.540円となります。
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製品はフロント用となります。(リヤ用の設定はございません)
※本製品を装着するとロールセンターアダプターの厚さ分車高が下がってしまいます。装着には、全長調整機能の 車高調装着車を強くご推薦致します。
※ホームページ上の説明は、ロールセンターを分かり易く、且つ極端に説明したものです。実際には、サスペンションジオメトリー等複雑な内容となる為割愛させて頂いております。
※本製品は競技専用部品です。ご使用に関しては自己責任となりますのでご注文前にご了承頂いた上ご注文ください。
※本製品は車高を下げる部品ではありません。ノーマル車高のままで本製品を装着すると、本来の車の性能が引き出せなくなる場合があります。
材質:A2017S
表面処理:アルマイト処理